人間は何歳まで生きられるのでしょうか?その答えは、科学や医学の進歩によりどんどん変化すると思いますが、今のところ122歳が最高です。この記録を持つのはフランス人の女性です。

では、日本ではどうかと言うと、現在100歳以上の日本人は6万人もいます。ところが、110歳以上になると世界でも100人もいなくなります。そして、120歳を超えると、先にあげたフランスの女性1人になります。

長寿遺伝子

つまり、120歳を超えて生きた人は、世界でたった1人と言うことになります。

人間の生命は120歳が限界で、また、100歳と110歳には大きな壁があると言うことになります。

こんなに生きたくないよ!と言う声も聞こえてきそうですが、元気であればもう少し生きても良いかな?と人間欲が出ますね。

そこで、長寿のカギを握るのが、サーチュイン遺伝子と呼ばれる長寿遺伝子とテロメアです。

サーチュインと呼ばれる遺伝子が活性化すると寿命が延び、老化を左右するのがテロメアの長さです。

つまり、サーチュインを活性化させて、テロメアを短くしないと長生きできると言う論理が成り立ちます。

サーチュイン遺伝子を活性化させる方法

これは、食べすぎないことと言われています。摂取カロリーを減らすと長寿遺伝子が活性化します。

サーチュインを活性化させるNAD+と言う因子があるのですが、NAD+はたくさん食べると減り、逆に食べる量を減らすと増えます。

しかし、ハエやマウスの実験では実証されていますが、果たして人間ではどうなのかと言うと、まだはっきりとして結果は出ていません。

生活習慣病のリスクは減らすことが出来ますが、寿命まで効果があるのかが立証されていない段階です。

ただ、DNAは「日々傷つき修復する」を繰り返しています。このDNAを傷つけることを減らすことが出来れば、長寿も夢ではありません。

細胞分裂をするたび短くなるテロメア

染色体には両端にテロメアと言う部分があり、細胞分裂を繰り返すたびに短くなっていきます。

テロメアが半分ほどに短くなると細胞の老化が始まり、分裂する能力が減ってきます。

人は産まれた瞬間から細胞分裂を繰り返し、やがて死を迎えます。

しかし、何回分裂してもテロメアがあまり短くならない細胞もあります。それが、造血幹細胞など新しい細胞を生み出す働きをする幹細胞です。造血幹細胞は、赤血球やリンパ球などを作り出しています。

テロメアがあまり短くならないと言えど、肝細胞も完璧ではありません。長い歳月の間にDNAが傷つき、不純物が溜まり、機能が失われていきます。

この時期がいつ来るのか?これが人の寿命を決めているのではないかと考えられています。

では、どうしたらサーチュイン遺伝子を活性化し、幹細胞の老化を遅らせることができるのでしょう。

  • 病気にならない
  • DNAに傷がつく行為を避ける
  • ストレスをためない
  • 適度な運動をする
  • 食べすぎない

この中で、DNAが傷つく行為を避けるとありますが、傷つく行為は分かっているだけで、4つあります。紫外線、放射線、たばこ、活性酸素です。

過度の紫外線を浴びない様紫外線対策をし、禁煙をし、ビタミンEやビタミンCなど活性酸素を押さえる働きのある抗酸化物質を摂る様にすることです。

現在自分のテロメアの長さはどうなっているのか?気になりますよね。自分のテロメアの長さは、遺伝子検査を行うと分かります。