膀胱がんは、どこにできるかご存じですか?

膀胱の表面は尿路上皮と言うものでおおわれています。この上皮は伸縮性があるのが特徴です。

膀胱がん 遺伝子検査

膀胱がんは、この尿路上皮ががん化することで発生します。膀胱がんの90%は、尿路上皮がんです。

また、尿路関係のガンには腎盂がん、尿管がん、膀胱がんがありますが、膀胱がん一番多いと言います。

膀胱がんは、60歳以上になると急増し、40歳以下の若い世代にはあまりみられません。男性が女性より3~4倍多いがんです。

膀胱がんの種類

膀胱がんには大きく分けると3種類あります。

タイプ1

カリフラワーかイソギンチャクのように表面がブツブツとしたガンが膀胱の内側に向かって進みます。

がん細胞は、膀胱の粘膜にとどまることが多く、膀胱の筋肉に浸潤することはまれで、周囲に広がったり転移したりしないタイプです。

タイプ2

ガンの上面は比較的平坦で、こぶのように盛り上がったものや膀胱の粘膜の下に入り込んで粘膜がむくんでみえるものなどです。

このタイプは、筋肉の層に浸潤したり、筋肉の層を貫いて膀胱の外の組織に浸潤しやすいため、転移しやすいのが特徴です。

タイプ3

膀胱の粘膜に沿って悪性度の高いがん細胞があるタイプです。初期のタイプですが、進行すると筋肉に浸潤し、筋層浸潤がんになります。

3つのタイプでそれぞれ性質がかなり違うため、どのタイプであるか見極めることが大切です。

膀胱がんは、膀胱内に多く発症しますが、尿の流れで尿管や腎盂にも同じようにガンが存在する可能性がありますので注意が必要です。

私の結果

私の膀胱がんの遺伝子型の発症リスクは日本人平均の1.12倍でした。

私と同じ遺伝子を持つ人は100人中66人、私より発症リスクが高い人は100人中0人、私より発症リスクが低い人は100人中34人です。

膀胱がんに関しては、発症リスクが低いわけではありませんでした。

膀胱がんの症状

膀胱がんの症状は、血尿と膀胱炎、背部痛です。

まったく痛みのない血尿がみられ、数日で血尿が止まるようなときは、膀胱がんのサインの可能性があります。

また、膀胱炎のように排尿痛や下腹部の痛みがあるときも膀胱がんのサインである場合があります。

がんのせいで膀胱炎を起こしやすくなるため頻繁に膀胱炎を発症します。抗生物質でも治らない場合は精密検査を受けた方が良いです。

ガンが進行し尿管の出入り口を塞いでしまうことで、尿が膀胱に流れず尿管や腎盂が膨らんでしまうことがあります。

これを水腎症と言いますが、水腎症を発症すると背中に鈍痛を感じることがあります。

膀胱がんの原因の1つに喫煙が挙げられます。喫煙は「百害あって一利なし」ですので、発症リスクが高い遺伝子型の人は禁煙をおススメします。