がんはある程度遺伝が影響していると言われています。そこで、遺伝子検査によって発祥のリスクが非常に高ければ前もって切除する方法もありますよね。

アメリカの女優さん、アンジェリーナジョリーがその例です。乳がんの発症リスクが非常に高いため発症前に乳房を切除しました。

乳がんや子宮がんの場合は前もって切除できますが、皮膚がんなどどこに出来るか分からない場合は、予防はありません。
(※予防的切除には「巨大型の先天性色素細胞母斑」があります)

ただ、遺伝子検査によりリスクが高いとわかれば、自分の体を慎重に見るようになりますので、早期発見が可能になります。

特に目で見える部分(内臓とかではなくて)は、早期発見に非常に有効かと思います。

眼で見えるガンの中で命を脅かす可能性のある皮膚がんに「悪性黒色腫」があります。

悪性黒色腫は、一見ホクロのように見えますので、ホクロだと思って放置してしまうことがあります。

悪性のホクロ

また、日本人の悪性黒色腫は足の裏にできることが多く、あまり足の裏をみる機会がない人は見逃してしまいますね。

私の結果

私の遺伝子による悪性黒色腫の発症リスクは日本人平均の0.56倍でした。

これは、平均より低い結果ですね。

私と同じ遺伝子の人は100人中2人、私より発症リスクが高い人は100人中91人、私より発症リスクが低い人は100人中7人です。

この結果から見ると、私が悪性黒色腫を発症する可能性は低いと予想されます。

また、色白でホクロの数が多い人はそうでない人に比べて発症する可能性が高いと言われています。

悪性黒色腫について

発症原因は不明ですが、有色人種より白色人種の方が発症率が高いことから紫外線が影響していると言われています。

また、日本人の場合、足の裏などたえず刺激を受ける部位や衣服などでこすれる部分に発症しやすいので、外的刺激が危険因子の1つだとも言われています。

発症には、色、大きさ、形、硬さなど4段階の変化があります。

薄茶色が濃い黒色に変化してきたら要注意です。また、模様がまだらで濃い部分と薄い部分がまじりあったり、一部色が抜け落ちていたりしたら可能性があります。

大きさ

1年から2年で直径2mmから3mm以上になった場合は、要注意です。短期間で目立って大きくなるのは悪性の可能性があります。

ホクロらしきものの周辺がギザギザになっていたり、シミ出しているような感じがしたら要注意です。まだ、色素斑の一部が盛り上がったきたら悪性の可能性があります。

硬さ

一般的にホクロは均一な硬さですが、ある部分だけが硬かったり、全体が硬くなってきたら要注意です。

ガンは遺伝子が影響していますが、病気を発症するのは、遺伝的な要因のほか、生活習慣や感染症などを含む環境的な要因が関係しますから、いくら遺伝子レベルでは大丈夫と言ってもやはり注意することに越したことがありません。

また、「巨大型の先天性色素細胞母斑」のある方は皮膚がんに行こうする可能性があるといわれていますので、予防的切除が可能です。

身内に悪性の皮膚がんを患った人がいる方は、遺伝子検査を受けてみるのも良いですね