近年、乳がんを発症するひとは増えています。

乳がんにかかる数は乳がんで死亡する人の数の3倍以上だと言いますから、生存率の高さを物語っています。

乳房には、母乳を作るための乳腺と母乳を運ぶための乳管があります。

乳がん 遺伝

乳がんの9割は乳管に生じます。残りの1割は乳腺の集まったところに生じます。

乳がんが5mm~1cmになると手で触った時しこりとして触れるようになります。

乳がんは、30代から増え始め、50歳前後でピークを迎えます。その後は徐々に減少します。

今回受けた乳がんの遺伝子検査は、遺伝性の強い『家族性乳がん』とは異なるタイプです。

私は男性なのでほとんど乳がんにかかることはありませんが、女性と仮定した場合の結果になります。

私の母は、乳がんで右の乳房を切除していますので、今回の検査が家族性の遺伝子検査でないとしても、私が女性なら気になった項目です。

私の結果

私の遺伝子型の発症リスクは日本人平均の1.13倍でした。

私と同じ遺伝子の人は100人中18人、私の遺伝子より発症リスクが高い人は100人中15人、私の遺伝子より発症リスクが低い人が100人中66人です。

私の遺伝子型からわかる生涯発症率は、9.0%でした。約10人に1人の割合で発症する感じですね。

乳管ガンと小葉ガン

乳房には、乳頭を中心に乳腺が15~20個くらい並んでいます。それぞれの乳腺は小葉に別れ、小葉は乳管でつながっています。

乳腺にできるガンを「乳管ガン」、小葉に出来る癌を「小葉ガン」と呼んでいます。

乳がんのうち90%が乳管ガン、5%~10%が小葉ガンです。

乳がんを発症する人は年々増え続け、それに伴い死亡率も増えています。若い人ほど乳がんを発症する率が高く、死亡率も高くなっています。

乳がんの発症を促進させる要因

乳がんの発生の多くは、女性ホルモンであるエストロゲンが関わっていると言われています。

生理的要因

  • 初潮年齢が早い人
  • 閉経年齢が遅い人
  • 出産経験がない人
  • 初産の年齢が高い人
  • 授乳経験がない人
  • その他の要因

  • 飲酒
  • 喫煙
  • 閉経後の肥満
  • 夜間勤務
  • 糖尿病
  • 良性乳性疾患
  • 放射線治療
  • 経口避妊薬(ピル)
  • などがあげられます。

    閉経前の乳がんでは、肥満の人はリスクが低くなる傾向があります。

    乳がんにおけるステージ

  • 0期⇒ 乳腺の中にとどまっているきわめて初期のがん、「非浸潤性乳がん」と言います。
  • I期⇒ しこりの大きさが2cm以下で、脇のリンパ節に転移をしてない
  • II期a⇒ しこりの大きさが2cm以下、脇のリンパ腺に転移がある、または、しこりの大きさが2cm~5cmで脇のリンパ節に転移がない
  • II期b⇒ しこりの大きさが2cm~5cmで脇のリンパ節に転移がある
  • III期⇒ しこりの大きさに関わらず、脇のリンパ節と胸骨のリンパ節両方に転移があるガン、または、鎖骨の上下にあるリンパ節に転移がある
  • IV期⇒ 骨や肺、脳など胸から遠く離れている臓器に転移している
  • 再発乳がん⇒ がん治療のあと再び乳がんが発症すること
  • 遺伝子検査で乳がんの発症リスクが高かった人は、飲酒・喫煙などの要因を排除することでリスクを下げることもできます。