この遺伝子検査は、B型肝炎ウィルスに感染して、B型慢性肝炎に発症するリスクの検査結果です。

長期にわたり肝臓の細胞が炎症を起こしている状態を慢性肝炎と言い、B型慢性肝炎とC型慢性肝炎があります。

慢性肝炎の約2割がB型ウイルス、約7割がC型ウイルスの感染によるものと考えられています。

感染するルートは、B型肝炎ウイルスの感染者との性交渉、傷口などに感染者の血液が付くような行為、消毒していない医療器具(注射針の使い回し)などからの感染が考えられます。

医療器具

持続感染者は、上記のルートの他、出生時に母親からの感染があります。

1985年以降の出産では、母子感染を予防するため出産と同時に子供にワクチンが接種されています。

それ以前に生まれた人は、ワクチン接種がされていないので、多くの持続感染者がいるのではないかと言われています。

また、昭和30年代、またはそれ以前に生まれている人は、学校の集団予防接種の注射針の使い回しにより感染している可能性があります。

B型肝炎の感染ルートが子供の頃の集団予防接種だと確定できる人は、国からの補助が最大で3600万円出るそうです。

訴訟を起こすには細かい決まりがあるようですので、専門の弁護士さんにお願いすることになります。

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私の遺伝子検査の結果

私が、B型ウイルスに感染した場合の発症リスクです。

私の遺伝子型の発症リスクは日本人平均の1.51倍でした。

ちょっと高いですよね。

私と同じ遺伝子の人は100人中36人、私より発症リスクが高い人は100人中0人、私より発症リスクが低い人は100人中64人です。

これは、あまり嬉しくない結果ですが、私の周りには、B型肝炎の患者さんがおらず、感染ルートも考えられなことから、感染さえ気を付ければ防げる病気かと思います。

治療法

B型肝炎は、感染してから発症するまで数年から数十年の歳月を要します。

自覚症状がないのがほとんどで、放置すると、肝臓の線維化が進み肝硬変から肝がんへと移行する可能性があります。

慢性肝炎のうちに薬物療法でウイルスを排除することが最大の治療となります。

治療薬は、ウイルスの増殖を抑制する効果を持つ薬と炎症を抑えるための薬などが使われます。
○抗ウイルス薬
・ラミブジン
・アデホビルピボキシル
・エンテカビル
・テノホビルジソプロキシルフマル酸塩

B型肝炎が心配な人や、B型肝炎ウイルスに感染した場合、発症リスクの遺伝子を調べておくと良いですね。