生活習慣病の一種である「2型糖尿病」。

糖尿病で怖いのは、合併症です。合併症は、腎症、網膜症、末しょう神経障害などがあります。

糖尿病が進むと、この3大合併症を全て発症することもありますので、中高年以降、血糖値のコントロールはとても大切です。

普段から血糖値が高めの人は、食べる物から食べる順番まで気を使う必要があります。

糖尿病性腎症を発症し、クレアチニン値が高くなると透析が始まります。

クレアチニン値は、腎臓の働きを表す基準ですが、クレアチニン値が10を超えると、人工透析を始める目安となります。

人工透析を始めた人が苦労する事の1つに「便秘」があります。

人工透析による水引きと便秘の関係

人工透析による便秘。その原因は水分です。

実は透析を始めると尿が出にくくなります。

人工透析を受けることになる人は腎機能が10%と以下になっていて尿が出にくくなっています。

中には、透析を始める前は尿が出ていたのに透析を始めると極端に尿が少なくなるという人もいます。

透析時に水引きされているのでそのせいかもしれません。

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しかし、透析を始める前に尿が出ていたと言っても、正常な尿ではなく何らかの問題のある尿の可能性があります。

ですので、尿が出にくくなると言っても透析は必要になります。

そこで、尿が出にくくなる代わりに受けるのが透析での水引きです。もちろん、腎機能の悪化で尿が出ない人にも行います。

透析時には透析前の体重測定が必ず行われます。そしてその結果でその日の水引き量が決定されます。

水引きの限界量は人によって決まっています。それは透析開始時に体調等を見るために数週間入院するときに一緒に決められることが多いようです。

その水引き量が毎回限界量以上になると、取水制限をするように指示されます。

この節水制限により便秘になりがちになるのです。その場合は、下剤のお世話になります。

完全に尿が出ない「尿閉塞」になると、透析とは別に透析の無い日も水引きだけを行うこともあります。

水分制限ですが、水分は食べ物にも含まれますので、制限を厳密に管理するにはちょっと難しいですが、気を付けることはできます。

喉が渇いたときには水を飲まずに、飴をなめて紛らわすなど簡単なことでも対応することができます。

その際の飴は、ノンカロリーにするとよいですね。

水分制限をした場合、どうしても便秘になりがちですが、下剤などを上手に使って排便を促しましょう。