食べ物と空気が両方通る部分を咽頭と言い、上咽頭、中咽頭、下咽頭に分けられます。上咽頭は、鼻の一番奥の突当り付近で、「のどちんこ」よりも上部に位置しています。

症状としては、上咽頭部が鼻や耳に近いため、耳が詰まった感じ、鼻が詰まった感じとして現れることがあります。

進行すると痛みや周囲の神経を圧迫することで目の動きに異常が現れたり、舌の動きが悪くなったりします。

首のリンパ節に転移しやすく、首のリンパ腺の腫れで気が付くこともあります。

60代の男性に多く発症しますが、若い人にも見られます。1年間の患者数は500人程度と日本ではまれな病気です。

原因は、不明ですが、EBウイルスがガンの発生に関わっていると言われ、日本人はそのほとんどが小児感染していますが、がんウイルスが人から人に感染することはありません。

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私の発症リスク

上咽頭がんの遺伝子検査の結果、私の遺伝子型の発症リスクは日本人平均の0.95倍でした。

私と同じ遺伝子を持つグループが100人中31人、私より発症リスクが高い人が100人中45人、発症リスクが低い人が100人中24人と言う結果でした。

私は、平均よりほんの少し低めってところでしょうか。

咽頭がんの治療

治療は、放射線治療と抗がん剤の併用です。比較的抗がん剤が効くガンのようです。

上咽頭の裏はすぐに脳に当たるので、十分な切除ができない部分のため、一般的には手術による切除は行われません。

咽頭がんの中で日本人に多いのは、下咽頭がんです。下咽頭がんの原因が、喫煙と飲酒が主なため、50代から60代の男性に増え続けています。

下咽頭がんの治療は、声帯も一緒に切除する手術が多いため、声を失うケースが多々ありましたが、近年声を失わずに命を守る手術が行われるようになりました。

声も命も守る喉のガン 最新治療」で詳しく解説しています。