心臓病とは、心筋梗塞と狭心症を合わせたもので、難しい言葉で言うと、「虚血性心疾患」と言います。

「虚血性心疾患」は、日本人が亡くなる3大病の1つです。

前回ご紹介した冠動脈心疾患の発症リスクが多少高かったので、心筋梗塞はどうかなと気になりました。

「冠動脈心疾患」と「心筋梗塞」ってどう違うの?同じじゃない?と思いましたが、「冠動脈心疾患」の遺伝子検査には、狭心症が含まれますが、この結果は、「心筋梗塞」のみの遺伝子リスクになります。

心筋梗塞の遺伝子検査

心筋梗塞は、多くの人が知る病気ですが、その原因は「動脈硬化」です。

動脈硬化により血管が狭くなった場所に、プラークや血栓(血の固まり)ができて血流が悪くなると、心臓に十分な酸素と栄養が届かず、心臓が壊死した状態になります。

心筋梗塞を防ぐには、血液をサラサラにし、血管を柔らかく保ち、動脈硬化を防ぐことです。

私の遺伝子検査の結果

私は、悪玉コレステロールが高く、中性脂肪の値も高いです。完全に動脈硬化が進んでいると思われます。

ですから、心筋梗塞になるリスクが高い遺伝子であれば、それはそれは注意が必要と言うことになります。

事実、私の叔父二人は、仕事中に心筋梗塞や脳梗塞を起こし、仕事場で亡くなっています。

私の遺伝子型の発症リスクは日本人平均の1.13倍でした。

私と同じ遺伝子を持つ人は100人中49人、私より発症リスクが高い人は100人中0人、私より発症陸酢の低い人は100人中51人です。

平均と言えば平均ですが、私より発症リスクが少ない人が人口の半分いるわけですから、私は気を付けなければと思います。

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心筋梗塞を悪化させる要因

生活面では、喫煙、精神的・肉体的ストレス、肥満、アルコールの過剰摂取などが心筋梗塞を悪化させる原因になります。

病気では、高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病、メタボリックシンドロームなどです。

年齢なら、男性45歳以上、女性55歳以上が発症リスクが高くなり、狭心症・心筋梗塞の家族歴のある方も注意が必要です。

心筋梗塞の治療

心筋梗塞で亡くなる方の半数以上が、発症から1時間以内と言われています。

ふさがった血管を再び開通させる治療が主ですが、発症から3時間以内に再び開通できれば、心臓のダメージを最小限に抑えることが可能です。

主な治療法は、血栓溶解療法、経皮的冠動脈形成術、冠動脈バイパス術があります。

これらの治療に使われる薬

●再灌流治療の補助療法
・未分画ヘパリン
・抗トロンビン薬
・アスピリン
・チエノピリジン系薬剤
・カルペリチド
・ニコランジル

●初期治療後の薬物治療
・β遮断薬
・硝酸薬
・レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系阻害薬
・抗血栓薬(アスピリン、チエノピリジン系薬剤、ワルファリン)
・HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)
・カルシウム拮抗薬

遺伝子検査で、心筋梗塞の発症リスクが高い結果が出た人は、とにかく動脈硬化を防ぐことが大切です。